ボールペンの種類について
ボールペンはペン先にボールがついている筆記用具です。インクの含有量や目的によって、様々なボールペンが販売されています。 ここではボールペンの種類についてご説明いたします。
油性ボールペン油性ボールペンの特徴としては、耐水性が挙げられます。溶剤には油が使用されているため、水をはじくからです。 乾きやすくにじみにくいので、裏紙まで染みが少ないのも利点です。着色剤（色素）は主に顔料や染料を使っています。 長期保存に適しており、線幅も極細より太字まで、多くの線幅があります。
水性ボールペン水性ボールペンの特徴としては、発色が良いので色が鮮やかになることが挙げられます。溶剤には水が使用されているため、着色剤の効果を最大限に引き出します。染料は溶剤に溶けるため、様々な色を作るのに向いています。顔料は溶剤に溶けないため、速乾性があり耐水性に優れています。しかし水性ボールペンはキャップをしないと乾燥して、インクが出にくくなるので注意が必要です。書き味は軽いので、弱い筆圧でも線幅も自在に調整できます。
ゲルインクボールペンゲルインクボールペンの特徴として、書き味が滑らかな点が挙げられます。溶剤には水を使用し、着色剤には顔料や染料を使っています。 また、ゲル化剤という固定剤を使っており、インクの粘度が変化する特質を持っています。 以前は子供向けの商品が多かったのですが最近では中高級品や舶来筆記具などでも使われるようになりました。
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